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猫カフェ


猫好きのオアシス猫カフェ。店内に入ると猫がお出迎え。

番頭「おいでやす。」

ちょっと違う。


休日に、仕事帰りに、猫と遊んだり猫を眺めたりの癒される時間。
猫好き人間にとってはまさに天国。

番頭「お代はカリカリ1袋だよ。」

やっぱり違う。


では、人間にとって天国である猫カフェは、猫にとってどういう場所なのか?という
猫カフェが好きな方にぜひ読んで頂きたいお話です。



昔まだ猫を飼っていなかった頃、大阪に猫カフェなるものができたと聞き行きました。
カフェスペースと猫スペースがあり、猫スペースには約20頭の猫達。
お客さんと遊ぶ猫、高いところに登って昼寝する猫。猫達は自由気ままにくつろいでいるようでした。
入店時に手を消毒、猫を追いかける人も騒ぐ人もいない。猫のことも考えているのだな、と思いました。

この時点で気になったことは、猫はやはりペットショップで仕入れるのか、だとか
猫の店外脱走にあまり気をつけていないな、とかそんな程度で、その先を考えることはありませんでした。
その後、全国に猫カフェができ人気スポットになります。

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私が猫カフェという形態に初めて疑問を持ったのは
名古屋の繁華街に朝5時まで営業している猫カフェがあると知ったときです。
終電を逃した人、飲んだ帰りの人を入れて猫は大丈夫なのかと心配になりました。

それまでは客の立場でしか見ていなかった猫カフェに対し
どのように営業・経営しているのかが気になりました。

・猫はどこから仕入れるのか
・営業時間に規定はないのか
・猫の頭数と飼育面積に規定はないのか
・客の目や手が届かない避難できる場所はあるのか
・営業時間外は猫をどうしているのか
・1頭1頭の健康管理はできているのか
・病気になった猫はどうするのか
・年をとった猫はどうするのか
・廃業するときに猫はどうするのか

実態はそれぞれの店の経営者にしか分からないことですが
20年生きる猫、7歳から高齢と言われる猫を終生置くのは無理があります。

では引退させた猫は誰が面倒を見るのか。オーナー個人が数十匹の老猫の面倒を看るのか。
仔猫、若い成猫ですら里親探しは簡単なことではないのに高齢猫の里親の当てはあるのか。
環境を変えること自体が猫にとって相当なストレスであるのに終生飼育しない前提の商売。

病気になった猫に家庭猫同様にできるだけの治療・看病をしてやれるのか。
その医療費、看病の手間は誰が負担するのか。

動物で金儲けをするな、などと奇麗事を言うつもりはないのです。
あくまで動物に負担をかけない商売、動物のための商売であれば相応の収入を得るべきだと思います。
例えばドッグトレーナーやペットシッター、トリマー、獣医師などは動物のためを目的とした仕事で
動物よりも営利を優先させればその仕事自体が成り立たちません。
ドッグカフェにしても犬と飼い主が一緒に楽しめる場を提供し、喜ばれています。

ですが、猫カフェは猫のための商売ではありません。猫を使って人間を満足させるための商売です。
営利目的で経営する以上、負担は必ず猫に行きます。

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例えば、今回の法改正で販売業・展示業・貸出業に対し犬猫の展示を20時までとする規制に反対する
猫カフェ連盟準備委員会が環境省に提出した陳述書にはこうあります。

>1・成猫が中心である。
>2・ケージに比べ格段に広い空間で展示している。
>私達としては、時間の規制を認めるという事は、
>『猫達がフロアに出る事=ストレスが掛っている』と認める事になり、これは認める事は出来ません。
営業終了後は体調管理の為、ケージにて猫を休ませる店も多いです。
営業時間の短縮は、狭いケージに入る時間を延ばすだけという結果になり、
猫達のストレスを増加させる恐れがあります。
また営業時間の短縮は、店舗の無人時間を延ばす結果になります。


狭いケージに入れる状態、無人の状態をよくないとして、その時間が増大するから規制に反対と主張するも
今現在、時間の長短はともかく、多くの猫カフェ経営では営業時間外は
「猫によくない」と自らが言っている狭いケージに入れて無人の状態で管理していることになります。

体調管理の為にケージに入れるのだと、あたかも「猫のため」のように主張していますが
ストレスだと認めている狭いケージに入れる方法でしか管理できないのなら
そもそも猫カフェ経営そのものが猫にストレスを与える手法でしか成り立たないのです。

フロアに出していればストレスを与えない、その主張に従えば
24時間営業のほうが猫にとっては良いということになります。皆さんは賛同できますか?
ちなみに猫カフェ連盟準備委員会代表が経営する「猫カフェきゃりこ」は
以前は朝まで営業していましたが今は23:30までです。
営業時間短縮が猫のストレスになると主張しつつも
「猫のため」より優先される何らかの理由で自ら短縮しています。


また、猫カフェオーナーや猫カフェユーザーは
猫は夜行性だから夜間展示はストレスではない。活発に行動する夜間にケージに入れるほうがストレスだ とも主張しています。

夜行性に合わせて夜から朝まで営業していての主張ならまだしも
多くの猫カフェは人間の生活時間に合わせて
夜行性動物の睡眠時間である昼前から営業し、人間が寝静まる0時前には閉店します。
そして活動時間であるはずの閉店後の夜間はケージの中へ。
「夜行性」を都合よく持ち出しても正当性は見られません。


そして何よりも、猫飼いなら知っているはずの猫は集団飼育がストレスとなるということが
全く無視されています。

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猫カフェ連盟準備委員会は、本間合同法律事務所弁護士3名の連名による意見書も添えています。
猫カフェ業者の職業選択の自由を侵害するという主張です。要約すると

・猫カフェはストレスの多い現代社会において癒しの場であり、
 仕事帰りに寄れるよう人間の活動が終わる夜間帯の営業の必要性が高い。

・動愛法に定める「動物の健康及び安全を保持するため」として展示時間を規制するにあたり
 20時以降の展示が猫の健康及び安全を害するという事実が必要である。

・猫は夜行性であるから20時以降の展示が猫の健康及び安全を害する事実はない。

・にもかかわらず展示時間を規制するのは職業選択の自由を保障する憲法22条1項に違反する。

・職業選択の自由を侵害する展示時間規制ではなく、照明や展示スペース基準を設ける、
 販売目的以外の展示は規制対象外とするなど、ゆるやかな規制を検討すべき。

・時間規制をすると猫を長時間ケージに閉じ込めることとなりかえって負担を与える。

・20時以降の展示が禁止された場合、猫カフェは事実上20時以降の営業ができなくなるため
 猫カフェ業者は大規模な行政訴訟を起こす。
 違憲と判断された場合は国が賠償し国民の税負担となる。


本間合同法律事務所は環境省の検討小委員会報告書から
>生体の深夜展示や長時間の連続展示については、動物が受けるストレス等に関する科学的知見は
>まだ少ないが、必ずしも科学的に解明されないと規制できないものではないと考える。
を引用し、科学的根拠がないので職業選択の自由を侵害する規制は無効だと主張します。

一方でケージに閉じ込めることがストレスだと主張しますが、科学的根拠から出た主張でしょうか?
違いますよね。ケージに閉じ込めることも、縄張りに不特定多数の人間が居続けるのも
それらが猫にとってストレスであるというのは猫を飼っている人間にしてみれば常識ではないでしょうか。

『猫カフェ連盟準備委員会による陳情書 本間合同法律事務所による意見書』

5月7日追記
THEペット法塾の細川弁護士による見解。
『ベンゴト。』

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一方、猫カフェ業者による業界団体・自主規制を作ろうという動きができたそうです。
猫カフェ連盟準備委員会代表が経営する「猫カフェきゃりこ」は私自身は行ったことはありませんが
行った方のレポートなどを見るかぎり、猫カフェの中ではかなり猫の管理に気をつかっているほうだと思います。

『きゃりこHP』から引用

・猫達を将来的にどうするつもりなのかを明記する
・廃業時の猫引き取り相互支援
・マイクロチップの義務化
・掛かり付けの動物病院の明記、定期健診の義務化
・去勢・避妊の義務化
は必ず欲しいところです。
その他としては、
・必要設備の明記
・猫個体別の総展示時間規制
・臭気規制
・広さに対する頭数規制
・猫数に対しての最低スタッフ数
・猫数に対しての上限入場数


(猫の長時間展示がストレスではないと主張しているのに「猫個体別の総展示時間規制」を入れているのですね。)

これらは動物を利用した商売ならば既に最低限やっているべき事項だと思います。
また自主規制では全く意味がありません。
猫カフェ以外であっても本来全ての展示業には動愛法において義務として課すべき事項です。
連盟に加入し優良店と認められた店が繁盛し、そうでない店が自然淘汰される、
優良店と自負する側はそれでいいかもしれませんが、優良でない店で犠牲になるのは猫です。

猫カフェという形態自体が規制されることがないのであれば、
自主規制で優良店だけが残れるように動くのではなく
これら最低限を満たすことのできない事業者が新規参入できないよう動くべきだと思います。

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以前、猫カフェファンの方に、私は条件付許容だと言ったことがあります。
「猫の心身の管理と終生飼育を保証できるなら」存続も許容できると。
ですが上で述べたとおり店舗に猫を集めた喫茶店という一般的な猫カフェはその条件を満たさないので
実質的には反対となります。

例えば自宅に併設した店舗で、適正に終生飼養できる数の飼い猫が自宅と店舗を自由に行き来できる、
猫が自身の意思で人間のいる場に出向く、そんな看板猫なら展示によるストレスが問題とはならないでしょう。
猫がいない場合もあるので猫カフェとして集客することはできないかもしれませんが、
「猫のため」とはそういうことではないでしょうか。
しかし、そういった形態の展示は猫カフェ業者もユーザーも受け入れないでしょう。
業者は利益が出ず、ユーザーは満足できない、という人間の都合が理由で。

ちなみに、最近はうさぎと触れ合える「うさぎカフェ」というのもありますがこれには断固反対です。
うさぎもストレスに弱く、また骨が弱いので
暴れたり少しの高さから跳んだり落ちたりしただけで骨折することもあるそうです。
そんなうさぎを「抱っこしたり膝にのせたりできる」を売りに不特定多数に展示する商売など恐ろしいことです。

さて、猫カフェという営業形態について私の意見はおしまいです。

猫を飼っている皆さんは、考えてみて下さい。
もし何らかの事情で猫が飼えなくなり、猫を託せる知り合いもいないと仮定した場合
猫カフェがあなたの猫を引き取りますと言ってきたら譲りますか?
それとも家庭猫として終生飼育してくれる里親を探しますか?


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最後に。
ギリギリになってしまいましたが、明日5月7日24時が締め切りの動愛法パブリックコメントがあります

今年6月1日から販売業者、展示業者、貸出業者が犬猫の夜間展示規制(20時~翌8時)が施行されますが
主に猫カフェを想定して、
1歳以上の成猫で飼養施設内を自由に行動し、休憩場所等に自由に移動できる状態に限り
平成26年5月31日までの2年間、20時~22時を夜間展示規制の対象外とする経過措置についての意見募集です。

『動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令案等(概要)』
『意見募集要領』

猫カフェ業者および猫カフェユーザーは、夜間展示規制そのものには反対ですが
20時以降の規制を2年間は22時以降に緩和するこの案にはもちろん賛成しています。

展示時間を短くするなら短縮時間分だけ猫をケージに入れる、という
人間の経営上の都合に迎合して規制緩和に賛成するのか
販売業でも展示業でも動物を使った長時間展示は配慮すべきと規制緩和に反対するのか。

お店は「猫のため」なら、閉店後も人を配してケージに入れる時間を短くできるはずですけどね。
お客は「猫のため」なら、多少の料金UPも受け入れると思いますよ。

「猫のため」に関心のある方はあなた自身の意見を送って下さい。


【参考】
『くすのき動物病院』
『ねりまねこ・地域猫』
『ミグノンうさぎ譲渡』
『杉本彩オフィシャルブログ』
『坂本美雨オフィシャルブログ』
『ベンゴト。』

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シマーコ・リー3








シマーコ・リー。相変わらず絶好調です。



おまけ。


「ひょぉぉぉぉ・・・」



「しゃぉっ!」



ニカッ




若かりし頃のシマーコ・リーはこちら。
シマーコ・リー
シマーコ・リー2


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気になるトピック
I.フジコ・ヘミング動物愛護チャリティーコンサート 2012/06/12(火)14:30開演 紀尾井ホール
化粧品の動物実験を考える院内集会 2012年5月15日(火) 14:30~16:00 衆議院第二議員会館
カリフォルニア州フォアグラの強制餌付け禁止 禁止法にシェフや料理家は反対 フォアグラ生産者は賛成
浮世絵猫百景 -国芳一門ネコづくし- 2012年6月1日(金)~7月26日(木) 太田記念美術館


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■岡山 『岡山*保護犬日記』より、日和(ひより)ちゃんの里親さん募集中です。
→7月17日追記:里親さんが決定しました。

保護主さんからの紹介メッセージ
>保護して1週間・・・・すっかり我が家での生活にも慣れて、
>もう何年も一緒に暮らしているかのように溶け込んでいます。
>順応性がめっちゃある仔だと思います。
>ほけ~~って寝てて大人しい仔かと思いきや、
>仔犬のようにピョンピョン跳ねながら嬉しさを表現することもあります。

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熊狩り


前回のシマーコ・リーが戦っていたのは
2年前の引越し時から放置していた開かずのダンボール箱から出てきた熊。



荷物を片付けていたら、勝手に漁って連れ去られていた。





ひとしきりしばき倒した後は・・・


ごろーん


ちょい


ちょいちょい



「よし。今日はこのくらいにしといたろ。」



2日で飽きました。



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里親募集

■埼玉 『Well Cat Home タンタン』より、レミちゃん、ソラくん、チャトルくんの里親さん募集中です。
→10月8日追記:レミちゃんはトライアルへ。→里親さん決定です。
→2013年2月23日追記:ソラくんはトライアルへ。→里親さん決定です。
→チャトルくんも里親さん決定です。


保護主さんからの紹介メッセージ
レミちゃん
>・顔もスタイルもキジ柄もかわいい女の子という感じです。
>・顔に手をもっていくと、レミちゃんからスリスリしてくれます。
>・Well Cat Homeに来て日が浅いので、抱っこは苦手ですが、遊んであげるとどんどん慣れてきます。
ソラくん
>・大人しい性格で威嚇したり手を出したりしたことはありません。
>・背中や顔を触わっても逃げなくなりました。 
>・Well Cat Homeに来て日が浅いので、抱っこは苦手ですが、まだ若いのでとどんどん慣れてきます。
>・ソラくんも先住猫さんがいても大丈夫ですし、先住猫が男の猫さんでもうまくやっていけます。
チャトルくん
>・スーパースリゴロで好奇心旺盛の猫さん
>・お外に興味があり、いつも脱走をたくらんでいます。なので脱走防止対策が万全なお家を希望します。
>・男の猫さんとは相性があるので、できれは先住猫がいない方、もしくは女の猫さんのいる方

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